'96年12月 or '97年 1月   志生野温夫

 リード文

   週に6日は東京暮らし おまけに本番前
   「あー、寝過ぎたー。腹減ったっすねー」と、信じられないくらい汚く、弁当ときつねうどんを食べ、
   「やっぱりインスタントの肉うどんは、関西と関東とでは味が違うんすかね〜」と、
   別にどっちでもええ話題ばっかり投げかけ、さらに、
   「女には計算魔性と天然魔性がいますよねぇ」と、ホンマにどっちでもええ話を一人でしていた僕たちよゐこは
   本当にたくさんの芸能人に会います。そのときの様子を
   最近流行っている、ひよこを育てるゲームの話題が出ると、
   「それねぇ、うんこするんですわ、うんこ」とホンマに嬉しそうにうんこを語っていた口でお話しします。


 濱口

   この前、めちゃイケの1コーナー「イケてる日本新記録」の実況アナウンサー・志生野アナウンサーに会った。
   今回北海道で行われたので、スキー場で志生野さんに会うことになった。
   黄色のダウンジャケットに黄色のニット帽をかぶっていた志生野アナウンサーは、白いスキー場によく栄えていた。
   収録後、なぜか志生野アナウンサーと同じテーブルでカレーバイキングを食べた。
   甘口子供用カレーを箸で食べていた志生野アナウンサー、ええ声で
   「何だ、スプーンあったの〜、言ってよ〜」と、箸で食べにくそうにカレーを食べていた。
   そしてええ声で、昔スキーに薄着で行って凍えた話を聞かしてもらった。
   志生野アナウンサー曰く、スキーはブルジョワのスポーツらしく、
   貧乏学生だった当時は、網棚の上で寝てたらしい。
   黄色のダウンを着て、子供用甘口カレーを食べながら、ええ声でスキーの話をする志生野アナウンサーは、64歳らしい。
   おわり

 有野

   今日、64歳でもええ声の志生野アナウンサーに会った。
   昼食を食べに行くためみんなで移動の途中、スキーロケだったのもあって、
   ホテルの中を通ると人が集まってややこしいことになるので、ホテルの従業員用通路を通っていた。
   裏道なので結構複雑で、道に迷いそうになっていた。
   で、引率に付いていたスタッフを呼んで道を聞こうとした。「志生野くん、どっち?」
   もちろん、スタッフの名は畑野くんだ。それにも気づかず、僕は呼び続けていた。「志生野くん、昼メシ何?」
   僕はスタッフの畑野くんの方を見ているので、志生野さんにとっては、
   「ああ、僕と同じ名のADの子がいるんだ」と思っていたに違いない。
   「お昼はカレーのバイキングです」畑野くんが答える。僕に志生野と呼ばれている畑野くんが答えた。
   「え〜、カレーかぁ。肉食いたかったなぁ〜もう〜。♪志生野の好物・うんこカレー」
   僕は、志生野アナウンサーと畑野くんの呼び違いに気づいていない。
   「♪志生野のカレーはクソまみれ〜 ベロベロベロベロ〜」まだ気づいてない。
   「♪志生野の頭にうんこちゃん〜 うんこうんこうんこ〜! 志生野のうんこはメカうんこ〜」 というところで気づいた。
   「♪だけどええヤツ志生野くん〜」と、フォローにならないフォローをした。
   こんなことがあったので、僕は志生野さんと濱口のテーブルとは別のテーブルでカレーを食べた。
   名誉のために言うておくと、志生野さんのうんこは生身です。
   おわり