'99年 4月23日   西川のりお
 リード文

   週に6日は東京暮らし おまけに
   先週の本番終わりでスタッフと食事に行ったとき、延々と最近のアダルトビデオ情報を語り、
   「今は全裸シリーズが最高ですわ。何でも素っ裸でやるんですよ」と力説していた僕たちよゐこは
   いろいろな芸能人に会います。そのときの様子を
   先週のアダルトビデオの話を引きずり、
   「僕、『98年全裸でお引っ越し』は持っているんですよ」と自慢していた、相変わらずのエロでお話しします。


 濱口

   この前、西川のりおさんに会った。
   西川のりおさんは、大きなレコードプレーヤーの中に、オバQのかっこうをしてクルクル回っていた。
   そして一言、「ばかぁ」と言っていた。
   それからしばらくしてから、大きなレコードプレーヤーの中から出てきて、
   「ツッタカター、ツッタカター、ツッタカター」と行進したのち、
   「何やお前ら、その冷たい目は」とわめきだし、手に持っていた杖で
   テーブルのジュースビンやコップを割りまくった。そののちテーブルとかイスとかも投げてきた。
   そして奇声を発しながら帰っていった。
   楽屋でスタッフに「お疲れさまでした」と言われていた。
   こんな仕事もあんねんなぁと思った。
   おわり

 有野

   今日、西川のりおさんに会った。
   ベテランの西川さんは、本番でグラスを割ったり、セットを破壊したり、ケーキを投げたりと、
   いつもどおりのベテランの仕事を見せてくれはった。
   そんな破壊の限りを尽くしはったベテラン、西川のりお師匠は、本番が終わると
   パンツ一丁に全身うっすい白塗りのオバケのQ太郎のかっこうから、グレーのダブルのスーツに着替えてはった。
   で、何かメガネを持ってブツブツ言うてはった。「どうしたんすか」と聞いたら、
   「楽屋で落として踏んでもうたんや」と、まだメガネが壊れたことをブツブツ言うてはった。
   「3年前に買うたばっかりやのに、もったいないわぁ」とブツブツ言うてはった。
   「オレ、物は大事に使う方やからな、もったいないわぁ」と、
   本番でグラスを割ったり、小道具を投げたりと、破壊の限りを尽くしていたのにと思ったけど、
   普段と板の上でのことは違うというか、仕事とプライベートは分けてるというか、
   さすがベテラン、プロはやっぱり違うなぁと思った。
   僕もこんなベテランになりたいと思った。
   おわり