'97年 3月20日   内山信二

 リード文

   週に6日は東京暮らし おまけに本番前
   8時17分に携帯電話が鳴り、「はいもしもし。うん、オレ?今ラジオの会社おんねん」
   と、相手は誰か分からないけど、すごく基本的なことを説明していた僕たちよゐこは
   たくさんの芸能人に会います。そのときの様子を
   プライベートで何があったのか、8時57分から9時12分まで
   何もしゃべらずボーっと口を開けていた顔でお話しします。


 濱口

   この前、太ったおしゃれボーイ・内山信二くんに会った。
   内山くんは、キムタクも身につけている赤いビーズのネックレスをしていた。
   内山くんのポチャポチャしたお肉にへばり付く、赤いビーズのネックレスは、
   まるで首の回りに出来た悪性にニキビのように、鈍い光沢を放っていた。
   そんな内山くんのチャームポイントの笑顔、
   15歳で童貞の彼は、よく僕の下ネタなどに食いついてくる。
   でも下ネタ以上に、もっと内山くんをとびっきりの笑顔にする合い言葉にも似たギャグが、
   相方有野にはあるのだ。
   内山くんの顔の鼻を見て、「ベビーシューついてんで」と言うのだ。
   これで内山くんは、やたらと笑うのだ。
   相方有野には、15歳童貞の少年の心を引きつける何かがある。
   おわり

 有野

   今日、太ったキムラーの内山信二くんに会った。
   内山くんは僕のファンだ。確実だ。
   というけどそれは、消去法で僕のファンなのだろう。
   内山くんが極楽とんぼの所へ行くと、極楽は二人がかりでセクハラをするからだろう。
   お尻を触ったり、おっぱいをもんだり、15歳童貞の内山くんにはキツイくらいのエロ話をしたりする。
   その時内山くんは、「もうたまんないっすよぉ〜、もう童貞イヤっすよぉ〜」と言って、
   ちっこいチンコを膨らましてムラムラさせられる。
   そんな極楽と楽屋から遊んでいると、本番で目が血走ってしまうので、
   「あっぱれさんま大先生」の頃のかわいい内山くん像がつぶれてしまうので、よゐこの所へ来るのだろう。
   ナインティナインは、何か怖いんだろう。で、よゐこの所へ来るんだろう。
   で、どっちかって言うと、よゐこの有野ん所へ来るんだろう。
   という消去法で、とりあえず僕のファンなのだ。
   で、僕は全力で内山くんを笑かす。
   内山くんの鼻を見ながら、「何や内山くん、ここベビーシュー付いてんで」「ゲヒヒヒヒヒ」
   内山くんの顔を掴みながら、「きれいな馬糞やなぁ」「ゲヒヒヒヒヒ」
   「内山くんは、一文字足したら『肉山』さんやな」「ゲヒヒヒヒヒ」
   もう内山くんは、僕にメロメロや。
   あんまりメロメロ過ぎて、常に僕の方を見てる。常に何かを求めてる。常に笑かしてくれって顔してる。
   もう、内山くんの見た目でボケるのに疲れた。
   芸能人のファンは有難いけど、身近なファンも大変やなぁと思った。
   おわり