'97年 2月20日   ガッツ石松

 リード文

   週に6日は東京暮らし おまけに本番前
   いつもなら、2・3回と携帯電話が鳴るのに、今日は一度も鳴らず淋しくスタジオ入りした後、
   11時59分、控え室に残したカゴの中で携帯のベルが鳴っていたのも知らないまま、
   本番に望んだ僕たちよゐこは ・・・えっ!?
   本当にたくさんの芸能人に会います。そのときの様子を
   お医者さんから「いい物食べるように」と言われていたにもかかわらず、
   有野の残り物の焼きそばをツルツルすすっていた口でお話しします。


 濱口

   この前、またガッツ石松に会った。
   また、いいともの青汁のコーナーに出演するためだ。
   そしてそこで、また松の葉っぱを持ってきた。
   しかも今度は、松の葉っぱを汁にしたのを持って来はった。
   それを本番前に、みんなでたまっている客席で見せびらかしてきた。
   でも、あんまりみんな興味を示さなかった。
   淋しそうに松の汁を懐にしまうガッツに、「それおいしいんですか?」と、たまらず聞いてしまった。
   そしたら、「これねぇ、飲んだら元気出るよ」と言ってきた。
   僕が、「あぁ、"ガッツ汁"って感じですね」と言うと、
   「ププププ、それいいねぇ、本番で言って」と言ってきた。
   ガッツが笑うんやったらええかと思って本番、「これ"ガッツ汁"ですねぇ」と言った。
   そしたらスベった。
   おわり

 有野

   今日、ガッツ石松こと、本名・鈴木有二に会った。
   「スベり印のガッツ汁」を持ってきていたガッツ石松は、
   みんなが喜んでくれると思って、早起きして自分で"ガッツ汁"を作ってきたのに、
   みんなにことのほか「まずいまずい」と言われ、気を悪くしていたのかと思っていたら、
   青汁のコーナーが始まって、そのコーナーで青汁に香取くんが当たって、青汁を飲むのを嫌がっていると、
   「飲んでやろうか?」と言って、香取くんのオイシイリアクションをかき消してくれ、
   みんなが「いいですよ、当たったのは香取くんですから」と言うと、「そうかい」とすぐ納得してくれ、
   また香取くんが一から嫌がっていると、やっぱりガッツは
   「飲んでやろうか?」と言って、青汁のコーナーのゲーム性をぶち壊してくれ、
   みんなが「大丈夫ですよ。香取くんがゲームに負けたんですから」と言うと、
   「そうかい」とまたすぐに納得してくれた。
   そこで気づいたのだが、もしかしたらこのガッツは、天然を装っているだけで、
   実はうまい具合に天丼も使える、頭のいいタレントさんなのかも。
   元世界チャンピオンだし、そういう反射神経もあるのかも、と思っているうちに本番が終わった。
   ガッツさんの帰った後の楽屋をのぞくと、青汁を飲み干した後のグラスがあった。
   それを見た僕は、ガッツの天然を確信した。
   おわり