'97年 1月16日   周富徳

 リード文

   週に6日は東京暮らし おまけに本番前
   スタッフが仕事しているのに、
   「コンビニのおかゆに凝っているんですわ」と、別にどーでもええ話を切り出したかと思うと、
   松本麻希が田村英理子を見かけたと話をしたら、
   「おしり見たか?ペンキ塗れそうやろ」とスケベ発言してた僕たちよゐこは
   本当にたくさんの芸能人に会います。そのときの様子を
   変なリュックを買ったけど、誰も気がつかないので、リュックを手にして
   「あ〜重い」とか、「よっこらしょ」とかアピールした口でお話しします。


 濱口

   この前、「笑っていいとも!」で、周富徳さんに会った。
   周さんは、楽屋に私服で入って来はった。
   周さんは、コック服を着てなかったら、ただのオッサンやった。
   いや、ただのうっすいオッサンやった。
   本番は、やはりコック服で出てはった。セット裏で、タモリさんが周さんのコック服を指して、
   「それは衣装なんですか?」と尋ねた。そしたら周さん、
   「いやぁ〜、いつもなぜかコック服で来てくださいってスタッフに言われるんですよ」と言っていた。
   理由は簡単である。コック服を着てないと、ただのオッサンなのである。
   いや、むしろたっだのうっすいオッサンなのだ。
   本番、青汁のコーナーで、周さんは青汁で作った杏仁豆腐を持ってきた。
   みんな、まずいまずいと言っていた。
   本番中、ずっとまずいまずいと言われ続けた周さん、何か寂しそうに私服に着替えて、
   ただのうっすいオッサンになって帰っていった。
   おわり

 有野

   今日、何かうっすいオッサン・周富徳に会った。
   朝、まだコック服を来ていない周さんは、黒いセーターに黒いキャップ、
   ネズミ色のスラックスという普通の格好で、「おはようございます」と普通に入って来はった。
   で、どこに座るのか。共通の話題とかないから、僕の周りには座るなよと思ってたら、
   普通に僕の横に座った。かなり気まずい。
   ADさんが青汁のコーナーの段取りをゲストの方に、周さんに分かるように、きっちりと説明をした。
   そして、これまたゲストの方に分かるように、ADさん同士でシミュレーションを1ゲーム始めた。
   その間、タモさんは関根さんとゴルフの話をしている。
   濱口は、あさりどと話している。香取くんはあぐらかいて寝ている。
   僕だけフリーや。気まずい。おまけに僕は、周さんの真横や。
   もちろん周さんは、僕に話しかけてきた。「これはどういうゲームですか」
   このオッサン、何聞いとってん。けど、他に説明する人はいないので、僕が説明した。
   「こうこうこういうゲームですよ」で、最後に
   「けど、ゲストの方が当たって飲んだ方が、おいしいですよ。ま、青汁はまずいですけどね」
   もちろん周さんは笑わなかった。何か僕、周さんに感じ悪く映ったかもしれんなぁ、と思ったまま本番になった。
   袖で本番を待っているタモさんや関根さん、もちろん僕も本番用の衣装に着替えている。
   その僕を見て、何か周さんずっと驚いた顔をしてた。
   もしかしたら、僕のことをADさんか作家さんと思ってたみたいや。
   おわり