'96年10月 3日   ジャッキー・チェン

 リード文

   週に6日は東京暮らし おまけに本番前
   何もなかった僕たちよゐこは
   本当にたくさんの芸能人に会います。そのときの様子を
   サービスのつもりで、あえてフライデーのエロネタに飛びついたけど、
   ちょっと無理があった口でお話しします。


 濱口

   この前、憧れの香港スター、ジャッキー・チェンに会った。
   ジャッキー・チェンは、めちゃめちゃ気さくな外人さんだった。
   タモリさんにあいさつしてた時、「タモさん久しぶりね」と言ってはった。
   僕とあいさつした時も、「久しぶりね」と言ってはった。僕は初対面だ。
   そんなファジーな感じのアクションスターの手のひらは、意外とやわらかかった。
   本番、ジャッキー・チェンが出てくると、客は大いに盛り上がった。
   だけど、ジャッキーの衣装は、リハーサルの時と全然変わってなかった。
   唯一変わったところは、先っちょとんがったベスト着てた所だ。
   しかもその先っちょは、橙色やった。
   本番行くぞぉ〜という感じでこのベストを着たかと思うと、
   やっぱりジャッキーは上半身裸で出てきた方が良かったと思う。
   おわり

 有野

   今日、ジャッキー・チェンに会った。
   初めて会ったジャッキー・チェンは、初対面とは思えないほど気さくな笑顔の兄ちゃんやった。
   というのも、初対面じゃないような気がしてならないのだった。
   世間のみんなは、ウッチャンナンチャンの内村さんに似てるって言うけど、
   僕は違うと、初めて会って直感した。
   ジャッキーのあの笑顔は、横山たかし師匠にそっくりなのだ。
   「タモさん、こんにちは。生きぃ〜よ〜」と言いそうなぐらいの笑顔のそっくりっぷりだ。
   それからというもの、ジャッキーが胸ポケットをまさぐっているだけで、
   「あっ、出るで赤いハンカチ」
   もう僕から言わせれば、橙色のベストも、金のジャケットに見えてきた。
   横にいる通訳の人も、だんだんひろし師匠に見えてきた。
   ジャッキーが急に日本語しゃべって笑いを取ったら、
   「しゃべれんのかい日本語!」ってつっこんでくれ。そして五木ひろしのものまねしろ。
   そう思うと、ジャッキーももう40過ぎまでアクション映画撮るのも辛いやろうし、
   もう早いとこええ相方見つけてコンビ組んで欲しいと思うし、
   早く結婚してかわいい息子でも育てて欲しいと思うし、
   けど息子の名前はもちろん「桃太郎」てつけて欲しいと思います。
   おわり