'96年 3月 6日   林家ペー

 リード文

   週に6日は東京暮らし おまけに
   今日は本番前、じっと黙って何か考え事をしており、オープニングでしゃべるネタでも考えているのかなと思ったら、
   「オレ時々、女の前で自分のチンチンないんちゃうかと思うぐらい奥手になるんですわ」と、
   意味不明な発言を、人のプレイボーイの表紙を破きながらしていた僕たちよゐこは
   本当にたくさんの芸能人に会います。そのときの様子を
   「人を愛することだけは年を取らない。あ〜、何ていい言葉だ。そうだ、オレは愛の侍だ」と、
   もはや誰にも聞いてもらえない言葉で自分に酔っていた頭でお話しします。


 濱口

   この前、お笑いウルトラクイズに出てきた。
   そこで、第1回目からお笑いウルトラクイズに出ているという、林家ペーさんに会った。
   ペーさんと言えば、写真を撮ることで有名だが、
   前々回ウルトラに出たとき、よゐこはペーさんに写真を撮ってもらえなかった。
   だが、今回ペーさんは、やっと僕にカメラを向けてくれた。
   カメラに向かってVサインを出すと、ペーさんは大喜びだった。
   そして、僕に話しかけてきた。
   「私ね、いろいろ写真撮るんだけど、昔のホンジャマカとかいろんな芸人が写ってるんだよね。
    それを、売れてからこっそりその人に渡すんだよ。そしたら、すごく盛り上がるんだよね。
    それが僕の楽しみの一つなんだよね」
   「あ、そうなんですか」と、僕が話を聞いてあげていると、ペーさんが悲しそうに、
   「でも、僕が写真撮ってあげても、芸能界やめちゃって写真渡せない人もいるんだよね」
   「それは悲しいっすね〜」と、人ごとのようにしているとペーさんが、
   「よゐこちゃん、来週事務所に写真送るよ」と言って去っていった。
   ペーさん、写真は実家に送ってください。
   おわり

 有野

   今日、林家ペーさんに会った。
   とうとう写真を撮ってもらえるようになった。
   僕たちよゐこは嬉しかった。その話を僕らにしてくれた。
   最初は、「いいとも出てていいね」という話から、
   「写真を撮って、その人の8年後とかに、たくさん貯まったのを1つのアルバムにしてあげているんだ」
   という話とかもしてくれた。僕も話しかけた。
   「けど、写真とかってすごい量になるんじゃないっすか」
   「う〜ん、そうなんだよ。そのためにアパート1部屋借りてるんだよね」
   何や、ペーさん結構儲けてはるやんと思った。
   で、そこのロケが終わって移動した。
   次のロケ地でペーさんは、また僕らのところへ来て、
   「君らいいとも出てるよね」と話しかけてきた。ん?さっきと一緒や。
   で、自分のカメラ話をしてきた。だから僕は、さっきと一緒で、
   「けど、写真とかってすごい量になるんじゃないですか」て同じ質問をすると、
   「う〜ん、そうなんだよ。そのためにマンション1部屋借りてんだよね」
   ん?アパートからマンションに格上がってる。
   で、また別のロケ地で、また写真撮りながら、「君らいいとも出てるね」と言うて、
   今度はペーさん、「写真のためにマンション1フロア借り切ってんだよね」て言うてきた。
   「はあ、すごいっすね」て僕が言うと、
   「そろそろつっこんでよ。何回同じ話してると思ってんの。君は、僕の写真もらう資格ないね」
   うわ〜、めちゃくちゃひどいこと言いはるわと思った。
   けどそういえば、アパート借りてるところからマンション借りてるところまで、
   横でパー子さん「アハハハ」って笑ろてはった。
   どっかの変なオバハンや思ってたら、パー子さんやった。
   もっと早く気づいていればと思ってるところで、ペーさん、僕らの事務所の住所聞いてきはった。
   ペーさん、見斬りつけんの早いで。
   おわり