'96年 2月21日   工藤夕貴

 リード文

   週に6日は東京でオフ おまけに
   ここんとこ風邪で寝込んでいたため、毎日放送に来るなり、
   「あ〜しんどいっすわ。今日ちょっと調子悪いっす。あ〜風邪薬ないっすかねぇ。あれっ、この女の毛濃いぞ」
   と、たった1枚のエロ記事ですっかり元気になった僕たちよゐこは
   本当にたくさんの芸能人に会います。そのときの様子を
   お弁当の天ぷらにつゆがなかったので、エビをみそ汁に浸けて食べて、
   「ここんとこ立たへんねん」と訳の分からないボヤキをしてた口でお話しします。


 濱口

   この前、トーク番組でウメ〜ッシュでおなじみの工藤夕貴さんに会った。
   先週、一言もしゃべらへん宣言をしたのだが、それはやはりプロなので出来なかった。
   しかしその夜、テレビでこのトーク番組「ウンナンファクトリー ソムリエ」という番組を見ていた。
   田村英里子さんがゲストの時だったが、番組終了までの10分間、オレ一言もしゃべってへんかった。
   宣言しなくても実行していた。
   さすがオレ。番組プロデューサーに「ギャラ泥棒」と言われるだけのことはある。
   おわり

 有野

   今日、工藤夕貴さんに会った。
   しゃべらん宣言をしていたギャラ泥棒の濱口とは違って、僕は一生懸命しゃべった。
   四苦八苦していたけど、そこそこイケてた。
   で、その番組のその日のO.A.を見ると、田村英里子さんが出てた。
   収録現場では、濱口はムラムラして、ただ悶々と田村英里子さんのケツを
   ア〜ップ、ダ〜ウン、ア〜ップ、ダ〜ウンと見てるだけだったが、
   僕は一生懸命仕事していた。現場もおもしろかった。
   楽しみにその日のO.A.を見ると、僕の笑かしどころはバッサリ切られていた。僕の出代はバッサリなかった。
   現場の僕はおもしろかったけど、放送の僕は全然イケてなかった。
   ディレクターにもスタッフにもおもしろいと褒められているのに、放送には載らない。
   僕はまだまだ楽屋芸人みたいや。
   けど工藤夕貴さんのときは、よゐこ有野も濱口もギャラ泥棒と言われるのはイヤなので、
   僕はスタジオにおいてあったウメッシュを黙って持って帰ったった。
   よゐこ濱口はギャラ泥棒だけど、有野はギャラ泥棒でもあり、ただの泥棒でもある。
   今年の僕は、楽屋芸人の道を究める傍ら、楽屋泥棒の道も極めようと思う。
   おわり