'06年 9月 1日   出川哲朗

   今ではすっかり東京暮らし おまけに本番前
   というか、最近持っているカバンを、ナップサックから新しい手持ちのカバンに変え、
   そのクロムハーツの新しいバッグを自慢げに見せびらかすように、
   自分の座っている机の上に乗せていた僕たちよゐこは
   いろいろな芸能人に会います。その時の様子を
   家の冷蔵庫の中のバターが切れていると思い、コンビニやスーパーに行く度にバターを買ってしまい、
   冷蔵庫の中がバターだらけになっている、物忘れのひどい生き様でお話します。


 濱口

   この前、今年で2年目になる、よゐこの夏休み子供祭りというライブをした。
   小学生を対象としたライブに、出川さんが一人で見に来てくれた。
   一人で見に来るってことは、フットワークの軽い人だ。
   てことは、舞台に出てくれって本番中に言ってもOKじゃない?ってことで、
   巨大風船を頭の上で割られるという罰ゲームを、僕濱口と一緒に受けてもらった。
   客席で安心している出川さんに、悪者役の有野が言う。
   「優少年と一緒に、今日は出川少年が罰ゲームを受けてくれるらしいぞ」
   突然の出来事にうなだれる出川少年。
   しかし、舞台に上がってくるやいなや、
   「ねぇねぇ、これ本気のリアクションでいいの?」と言い、「本気でお願いします」と言うと、
   「やめろよー!やめろよー!」と急にテンションが上がる出川少年に、子供たちは大爆笑。
   風船が割れた後も、客席まで落ちるというミラクルリアクションで、子供たちを盛り上げてくれた。
   ありがとう、出川少年42歳。
   おわり

 有野

   今日、よゐこの子供祭りで、「ねぇねぇ、これ本気のリアクションでいいの?」でおなじみ、出川少年42歳元独身に会った。
   「ねぇねぇ、今年の関根さんのライブ行った?」「行かないですよ」
   「何で行かねぇ〜んだよ!冷てぇなぁ〜。お前はホント冷てぇなぁ〜」
   「だって、カンコンキンがおもしろいの、僕知ってますもん」「なるほどね」
   というくらい、芸人ライブが大好きな出川さんが、たった一人で僕らの子供連れ限定ライブにまで来てくれ、
   勝手に舞台に上がってくれ、勝手に本気のリアクションまで取ってくれた。
   その舞台終わり、楽屋で
   「ねぇねぇ、このライブ考えたの誰?」「ああ、作家の鈴木おさむですわ」「さすがだね」
   「出川さんに出てもらおうって言い出したのもおさむですよ」「さすがだね」
   「でも、マネージャーにも一切言わずに出そうって言うたのもおさむなんですよ」
   「さすが大先生だね。オレそんなの聞いてたら、そわそわして舞台に出れなかったよ」
   そして帰りしな出川さんは、「またね」と言って帰って行った。
   また来年よろしくお願いします。出川少年、来年43歳。
   おわり