'02年 5月 4日   笑福亭鶴瓶
 リード文

   週に6日は東京暮らし おまけに本番前
   というか、先日ライブの打ち合わせをしている時に、
   自分は注文していないのに人が頼んだフライドチキンを勝手に貪りながら、
   「海外からのルートでは手に入るらしいんですよ」とか、「外国人はありですね」とか、「やっぱり舐めてしまいますわ」とか、
   女性マネージャーに聞こえるように大きな声で下品な話をしていた僕たちよゐこは
   いろいろな芸能人に会います。そのときの様子を、
   今日は目が痛くなるような欲求不満丸出しの紫色の決してセンスがいいとは言えない、
   テロテロのTシャツに身を包んだ大した事ないファッションセンスでお話しします。


 濱口

   この前、事務所の大先輩、鶴瓶師匠に会った。
   会ったというか、鶴瓶師匠のトークライブに勉強さしてもらいに行ったのだ。
   開演前、「先にあいさつやっとくか」と自分自身への掛け声と共に、楽屋にあいさつをしに行った。
   「師匠、今日は勉強さしていただきます!」 「おうおう濱口、久しぶりやな」
   「勉強さしていただきます!」 「おうおう何や、今日は一人か?」
   「はい、勉強さしていただきます!」 「お前そればっかりやないか」
   と、アットホームな話題で盛り上がった。
   これで、終わってから楽屋にあいさつ行かんでええなぁと思いながら、
   鶴瓶師匠のトークライブを楽しんだ。いやいや勉強さしていただいた。
   鶴瓶師匠のトークライブで、笑って、お腹が空いたので、
   メシでも食って帰るかーと会場を後にしようと思ったけど、
   松竹のマネージャーに「濱口あいさつ行っとけ」とすっごい怖い顔で言われたので、
   「行きましたよ」と言えずに、楽屋に行った。
   そしたら僕より先に相方の有野君が、楽屋であいさつをしていた。
   「師匠、勉強さしていただきました!」オレと同じこと言っとった。何か恥ずかしかった。
   おわり

 有野

   今日、うちの松竹芸能の大黒柱の鶴瓶ちゃんに会った。
   東京の方でやっている毎年恒例の「つるべばなし2002」に行ってきたのだ。
   1日2時間近く話すのを5日間やるのだ。毎日違う話を合計10時間も話しやがるのだ。もとい、話していただくのだ。
   それをかれこれ5・6年はやってはる、すごい事や。
   生まれてちっちゃい頃の話から学生時代、芸人になってからの時の中で仕事の話、友達の話、恋の話と、
   毎年毎年いろんな鶴瓶ちゃんを見せてくれる。今年はすっごいええ話で締めてくれた。
   あんまりええ話やったから楽屋にあいさつに行かせてもらった。
   「お疲れ様でした」 「おう、来てたんか」
   「勉強させていただきました」 「おうホンマか、ムフフン、ウソつけ!」
   「いやいや、すっごい勉強なりましたよ」 「ムフフン、まぁええわ」 「じゃあお疲れ様でした」
   さすが鶴瓶ちゃん、僕がウソをついたのを見抜きはった。
   っていうか、勉強になったといえばなった。それは舞台の上で鶴瓶ちゃん噛み過ぎやって事や。
   さすがにオチの部分で噛んでもうて、2回言うてる所は、何や寂しかった。
   でも、全部終わって舞台をはけていく鶴瓶師匠はかっこよかった。
   おわり